*2021年3月25日、本プロジェクトは報道発表を行いました。調査詳細はこちらのリンクをご利用ください。
本プロジェクトでは、教師の業務における対人サービス従事者の側面にも注目した「Caregiverとしての教師」についての研究もすすめています。本研究は、平成29年度科学研究費助成事業基盤研究(A)「子どもの貧困と学習の社会的成果に関する理論的実証的研究」(17H00023)の学校教育研究ユニット(研究ユニット代表:勝野正章 東京大学大学院教育学研究科教授)での研究をひきついでいます。
「Caregiverとしての教師研究」でも、研究総括はひきつづき本プロジェクトメンバーでもある勝野教授が務め、研究進捗管理は、本プロジェクト事務局統括の石島照代多摩大学兼任講師が行います。
また、本プロジェクトでは、前研究調査結果をふまえて、対人サービス従事者の側面をより強く持つと考えられる特別支援学校・特別支援学級の教員支援研究を新しくスタートいたします。そこで、本プロジェクトメンバーである現役教員として東京都立城東特別支援学校 丸吉南海主任教諭、そして、家庭と社会をつなぐソーシャルワーカーとして日夜活躍されている文京区社会福祉協議会 浦田愛係長のおふたりを、現場と研究者をつなぐコーディネーターとしてお迎えすることで、より現場とリンクさせた対人サービス従事者としての教員支援研究を行う方針です。さらに前科研プロジェクトメンバーでもあった、鶴田清司都留文科大学教授、本多正人国立教育政策研究所総括研究官からも適宜ご指導をいただいております。
調査分析環境も研究の質を担保できるよう努めています。質的研究分析ディレクターとして能智正博副代表が、量的研究分析ディレクターとして大浦絢子 国立教育政策研究所専門職が関与することで研究の質を担保し、質的量的の両面からデータ分析を行う混合研究(Mixed Method Research)を行っています。
*勝野教授へのお問い合わせなど、本研究に関する報道関係者のお問い合わせは、お問い合わせページからお願いします。
また、研究にご協力いただける現役教員の方(特支でなくてもかまいません)を募集しております。こちらもお問い合わせページからお願いいたします。(←この文章をクリックすると飛べます)