【シンポジウムニュース】幕間に(一社)自立学実践研究所の田中佑樹理事のビデオコンテンツが流れます


 3月26日のシンポジウムの準備は急ピッチで進んでいます。今回のシンポジウムは、研究者だけでなく、研究についてはよく分からない先生方やご家族の方にも親近感を持っていただけるような内容になるよう、プロジェクトメンバーも頑張っております。

 そんななか、障碍者をサポートする「プロフェッショナルサポーター」の育成に尽力なされている、(一社)自立学実践研究所の田中祐樹理事が幕間(第一部と第二部のお休みの時間)にスペシャルコンテンツをお寄せくださることになりました。

 「プロフェッショナルサポーター」とは、支援対象者の状況を見極め、手段を適切に選択して対処できるスキルとマインドを持った人材のことで、教員やご家族も含む、障がいのある方の自立や成長に関わるあらゆる支援者がなることができるものです。

 田中理事は「プロフェッショナルサポーターが目指す在り方は、他者への貢献・幸せが自分自身の幸せにつながることを体現することです。決して自己犠牲に陥ることもなく、自己が中心となることもなく、その両面を循環させていくことを目指します」と、プロフェッショナルサポーターの目的について語っておられます。

 特別支援学校高等部の生徒さんの中には、授産施設で働くことを見越して、日々の職業訓練をなさる方も多いと伺っています。自立のアウトプットのあり方や自立までのプロセスについてのお考えをお話しいただきます。

 なお、今回のスペシャルコンテンツはシンポジウム終了後当日中に公式サイトで公開いたします。休憩時間にご覧になれない方も、どうぞご安心いただき、ご休憩くださいませ。



(たなか・ゆうき) 大学卒業後、貿易会社に勤務。2012年、大学院卒業後は一般社団法人障害者就労支援協会で勤務を開始。障がいのある方への就労支援をする傍ら、障害者雇用を始めようとしている企業に対して助言・サポートを実施。就労支援の現場では、全ての障がい種別(精神、知的、身体、発達、高次脳など)の方を担当し、企業就労に繋げる。障害者雇用のコンサルタント業務を経て、現在、自立学実践研究所では、支援者の育成、就労移行支援事業所の調査、ダイバーシティ研修、障害者雇用パートナー事業に携わっている。


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